ご挨拶
東城 久幸
東城久幸みずからも、数多くのテレビ番組に出演、映画などにも多くのアクアリウム水槽を提供し、数多くのアクアリウムに関わる賞を受賞した日本を代表する水景デザイナー。
プロフィール
東城久幸(とうじょうひさゆき)
日本における水景デザイナーのパイオニア的存在。熱帯魚を中心とした観賞魚水槽のレンタル・販売・企画等を手掛けるかたわらで、アクアリウムがもつセラピー効果を研究し、提唱し続けている。
また、数えきれないほどのディスプレイコンテストでの受賞歴を持ち、数多くのテレビ番組に出演、映画にも美しい水景を提供。現在は全国に120組以上の水景デザイナーが彼を師事し、TOJO Familyとして独立、管理水槽は5000本以上にのぼる。こうした教育制度や水景を通じての社会的貢献が世界から高く評価され、優良事業モデルのアカデミー賞とも評される、スティービーアワード2014国際ビジネス賞をフランスのパリで受賞する。
東城氏はその芸術的感性を活かし、水と生命をテーマとした写真家、水景フォトグラファーとしても活躍している。 水辺の生命の視点に立った彼の作品は、より手軽に、そしてより壮大に大自然や命の尊さを語りかけ、数多くの人々に癒しと感動を提供し続けている。
アクアリウムで得られるθ波こそ究極の癒し
21世紀を迎えた現在、日本社会は構造的な変革期を迎えています。旧態依然とした体質に固執してきた旧来型の産業が衰退しつつあるなか、ベンチャーやITなどに代表される新しいビジネスの形態・分野が従来の産業に取って代わろうとしています。しかし一方で、国内の状況は格差社会などと呼ばれるほどに地域格差や所得格差が広がり、社会構造自体にさまざまな矛盾を内包しながら、未来に確固たる希望を見出せないような袋小路的状況に陥っています。
このような出口のない閉塞感の中で、いま人々は本当の心の安らぎを求めています。巷でさまざまな「癒しビジネス」が流行するのも、このような世相を如実に反映してのことと思われます。しかし、「癒し」を謳いながらその多くは「癒し」を売りにしたビジネスに過ぎず、本当の癒しとはほど遠いもののように感じます。
最近「癒し」と言う言葉は当たり前に使われています。しかし私の考える癒しは基本的に脳内の波長がα(アルファー8〜⒔Hz)波〜θ(シータ4〜7Hz)波を出す状態と考えています。
特にθ波はレム睡眠状態や海中等で検出されますが通常覚醒時には殆ど検出されません。
人間は立っているだけで脳の意識が足に行きます。まずは足の意識をリラックスさせることが大切です。それは単に椅子に座れば良いことです。誰でも椅子に座り心地の良い音楽を聴くだけで脳内の波長はβ(ベータ14Hz以上)からα(アルファー8〜13Hz)波に代わりリラックスすることができます。さすがに普通の人は無重力の宇宙にはまだ行けませんが、海に潜ったり、天井から吊るす椅子に揺られることでレム睡眠状態に入りやすくなります。後は水の音や水の揺らぎを体全身で味わうのです。
そもそも人類を含む全ての生き物達は38億年の長い間海の中で暮らしていました。
海の中で聞こえてくる水の音や水の揺らぎは私達の脳に心地よい物と記憶しているのです。
普段すごす空間に気持ちの安らぐ音楽をかけ、アクアリウムの水の揺らぎを見ているだけで忘れかけていた何かを思い出す気がしてきます。
アクアリウムに対する想い
私たち現代人にとって本当に必要なことは何か?
それは母なる地球が育んできた自然や生命と心のふれあいではないでしょうか。生命の起源は太古の海です。私たちが扱うアクアリウムにはそんな「命のふるさと」が凝縮されています。アクアリウムには現代人が求める真の癒しを感じます。
私は幼いころからイヌ、ネコ、フナ、金魚等の生き物達と共に暮らし彼らから愛情をもらいのびのびと育ちました。近所には大きな池もあり、魚釣りをしたり網で水生の生き物を捕まえて毎日遊んでいました。小学生のある日教室で飼育しているメダカの世話をしたところを担任の先生に認められ「メダカ係」に任命されました。小さな水槽の中で暮らす小さな生き物達はそれを管理する人からもらえる餌が頼りの綱になります。少しでも管理を怠るとその結果は誰でも想像する通りとなります。気が付くと小さな命を大切にする心がアクアリウムの生態系を創り上げます。自分にとって生き物やアクアリウムは「同じ時を共有する友」何らかの形で接する限り例え小さな命であってもできる限り大切にしたいと思います。
私が19歳の時大型客船でグアム島に行ったことがありました。横浜から出発し凡そ4日間かけてグアム島まで行きます。1万トン以上でプール付きの船は静かに南を目指し進みます。1月の寒い時期の出港でしたが南に向かう船は日ごとに温かくなっていきました。夜中デッキのリクライニングシートに横たわり空を眺めていました。都会では見ることの無い降り注ぐような満天の星空です。月もなく真っ暗な空は海との境も解りません。波も静かな海面には星空が写り込み流れ星の尾は何処までも続くように流れて行きます。それはまるで宇宙空間を旅する船に揺られているような気分になりました。今思えば私のえがく「ヒーリン グアクアリウム スペース」の原点でもあります。
22年前当初ビジネスとして始めたレンタルアクアリウムは思いもよらない効果を発揮し始めました。ある日、末期がんのお年寄りが私に言いました「この綺麗な水槽を眺めていると痛みが和らぐようです」その時は何となく半信半疑でしたが、その後も同じような言葉を聞く機会がどんどん増えて行きました。そしてついに私自身がアクアリウムのもつ癒し効果に気が付くことができました。こんなに素晴らしいアイテムは日本全国いや、世界中に広げていくべきと考えています。ITや医療が進んだ今も各国各地で戦争が絶えません、こんな世の中だからこそ愛情から成り立つアクアリウムが必要なのだと私東城久幸はTOJO Familyと共に確信しています。
使命
昨今アクアリウムのブームが起きる兆しが見えてきました。それは今まで20年ごとに繰り返されてきた観賞魚のブームと重なります。前回は平成6年に業界全体で年間1400億円を売り上げました。この業界では過去最高の年となっています。しかし、マニアック向けの業界はその後業績を落とし続け2011年には東日本大震災の影響もあり年間530億円まで下がりました。
アクアリウムの世界は今、劇的に変化、進化をしています。黒ずくめであったマニアックな物から白を中心とする明るい色合いに変りました。それは常にこの業界に対し東城久幸が見本を示し、提案を出し続けたことにより実現しています。昨今人気のLEDライトは水の揺らぎを際立たせ熱を出さずにエコと省エネになるなど、製品の進化も手伝って、アクアリウムがより美しく、身近なものとなりました。
そして今回再びアクアリウムのブームを作るのは私達TOJOファミリーグループです。
自らが手間をかけ飼育するのではなく“見るだけ”の人を癒すことを目的としています。TOJOのアクアリウムサービスは人のいる全ての場所が対象となり、癒しとして必要であるアクアリウムのマーケティングは1~2兆円規模と推測します。
東城久幸が伝え続けてきたアクアリウムの癒し効果も今では既に認知、実証されました。ストレス社会において今現在全国で苦しむ多くの人達に安らぎを与えることが、私達TOJOグループの使命と思っています。
水景フォトグラファー 東城久幸の写真展
海の中に潜る水中カメラマンは多く存在しますが東城久幸はアクアリウム水槽の中を独自の視点で芸術的に写します。さらに水を絡める写真は海や川、滝、動物、花等様々な表情を写しだします。その写真は角を45度にカットしたアクリルパネルで仕上げることでより水々しく感じられます。東城久幸は水の色合いを大切に写し出したいと日々努力を重ねています。
東城久幸の作品にご興味のある方は是非ご連絡願います。
カレンダー
「水景フォトグラファー 東城久幸の世界 2017」 ※完売致しました。作品集 価格表
サイズ | 価格(税別) |
---|---|
LLサイズ(全倍)900×600mm(板圧6mm) | 180,000円 |
Lサイズ(大全紙)600×400mm(板圧6mm) | 60,000円 |
Mサイズ(大四切)345×230mm(板圧5mm) | 28,000円 |
Sサイズ(四切)295×195mm(板圧5mm) | 18,000円 |
SSサイズ(八切)210×140mm(板圧3mm) | 6,500円 |
- ※サイズは写真によりmm単位で変わる場合がございます。
- ※料金には写真の加工留め具、箱が含まれています。
- ※SSサイズの物は専用アクリルスタンドが別にございます。(900円+消費税)
- ※3万円以上のお買い上げは総て送料を無料と致します。