【アクアリウムジャーニー2013総集編前編】
お陰さまで今年も大盛況でアクアリウムジャーニー2013は終了いたしました・・・
写真満載で少々長くなりますが頑張って最後までお付き合い願います・・・
【前宣伝】

4月16日には横浜方面のFMラジオ番組に生出演して、アクアリウムジャーニー2013の宣伝を大々的に行いました・・・

FMサルース・・・

アナウンサーは勿論・・・
「藤田みさ」・・・

この番組と「藤田みさ」さんとは長いお付き合いになっています・・・

この番組は楽しくてしかたありません・・・

ラジオですが遠く離れた所でもパソコンで画像と共に聞くことができます・・・

【設営開始】

アクアリウムジャーニーの搬入設営作業は通常のイベントと違い凡そ10日間で行われます・・・

設営日数が10日間の時間には多少の余裕があるのですが・・・
なにせ殆どの水槽はTOJOのスタッフだけで行う為かなり疲れるものになります・・・

今回期間中私もチーフも風邪気味で・・・
特に私は途中38,6°の高熱を出してしまいました・・・
しかしそんな事では休めません・・・

このイベントを仕切る私にはこだわりがあります・・・
それは空間演出・・・

長野県から応援に来てくれたAquarium TOJO長野「水槽屋じゅげむ」代表の小澤さん・・・
900mmの水槽にバックスクリーンを上手に貼ります・・・
TOJOではすりガラス色のシートを水槽のバックに貼り付けバックからLEDライトで照らします・・・
その光はすりガラスに乱反射して大変綺麗に水景を演出いたします・・・

我々Aquarium TOJO Familyグループは当然水景デザイナーアーティストとして水槽内を上手に演出する訳ですが・・・

私はその水槽を並べる部屋の空間自体をアートにしたいと考えます・・・
それは光の色合いや装飾品の飾り方・・・
コード類がごちゃごちゃに見えることなど問題外です・・・
(900mmTOJOフレグランスサファリを創る榊原乗務と福島県で活動を開始する梅澤さん)

今年の水槽本数は・・・
凡そ大小60本・・・

生体の種類は凡そ150種類・・・
珍しい魚を揃えれば良いというものではありませんが・・・
子供たちにはやはり珍しい魚も見せてあげたいと思います・・・

子供が多く集まる場所ですが・・・
大人にも喜んで欲しいと願います・・・
【では会場をご案内致します】
【会場入口】

今年はアクアリウムジャーニー2013が行われる「あーすぷらざ」3階エレベータ正面の受付にオオナマズの親子が出迎えることになりました・・・
入口で入場券を購入します・・・

このナマズは私が役員を務める日本観賞魚振興事業協同組合の仲間であるさがみ水産代表のご好意でお借りしたものです・・・

川魚等を扱う「さがみ水産」を訪れた際、このナマズが可愛く思い、お借りすることになりました・・・
しかし・・・
私がお願いしたのは小さい方のナマズです・・・
(受付には子供好きな可愛いお姉さんが対応します・・・)

当日来たのは大型トラックに乗っかりヒレが飛び出している状態の大ナマズ・・・
通行人がみんな指を指して笑います・・・

搬入用の大型エレベーターにギリギリ入り展示することができました・・・

おかげで子供たちに大人気でした・・・
皆さんオオナマズの横で記念撮影をしていました・・・
【会場内ご案内】
では会場内をご案内致します・・・
今回来れなかった方も全て見られますよ・・・
宜しければジャズを聞きながらご覧下さい・・・

入口を入ると正面にTOJOのウエルカムフレグランス2013・・・
季節は5月ですが満開の桜バージョンで皆様をお出迎え致しました・・・

今回のアクアリウムジャーニー2013会場内にはジャズの音楽で満ち溢れています・・・
子供が多いイベントですが・・・
気持ちは大人バージョンです・・・

今回私東城久幸の作品は水槽だけではありません・・・
ついにフォトグラファーアーティストとしての記念すべきデビュー作品もさりげなく飾ってみました・・・

私の肩書きは水景フォトグラファー・・・
したがって全ての作品は水を絡めます・・・
私の展示する写真は全てアクリルでコーティングされたものです・・・

会場を入りウエルカムフレグランス2013を観て右に進むと ・・・

フレグランスの2012年バージョン・・・
ハナミズキの花をアレンジしました・・・

3本目のフレグランスはあじさいバージョン・・・

紫の色合いで統一してみました・・・

4本目のフレグランスは一気に秋バージョンです・・・

次の作品は900mm水槽にシクリッドが入り、海水風にアレンジしてあります・・・

ここからはTOJOスタッフの作品になります・・・

サファリ水槽はw900mm×D600mm×H230mmの水槽に動物のオブジェをいたるところに絡ませ真夏のイメージで熱く構えます・・・

子供たちに大人気!・・・
お年寄りにも大人気!・・・
実は通常イベント等に出展する水槽架台の高さは通常900mmが普通です・・・
しかし今回子供たちの目線とこの様な車椅子の方の目線を考え通常より低く作りました・・・
次の水槽は・・・

生サンゴが綺麗にディスプレーされた本格水槽です・・・

W1200mm×D450mm×H600mmオーバーフローの生サンゴディスプレー水槽・・・

中にはニモを始め色とりどりの海水魚が泳ぎます・・・

たまたまアクアリウムジャーニー2013を見に来てくれたコスプレのお姉さんにモデルになっていただきました・・・

水槽はストロボを上から当てて写します・・・

パソコンで少々トリミングをすると・・・この様な写真のできあがり・・・

車椅子のお年寄りにも喜んでいただけました・・・

そして優勝を3回もらって、更に今年3月に行われました第31回日本観賞魚フェア水槽レイアウトディスプレーコンテストで総合優勝を頂いたPRANETです・・・

まるで宇宙空間に浮いている地球を見ているようです・・・

ニモが3Dの様に飛び出て見えます・・・

此方のモデルさんも可愛いですね・・・

こんな感じに並んでいます・・・
歩きながら見ている雰囲気になれると良いのですが・・・

どの作品も綺麗にディスプレーされていますね・・・

8作品を見ていただきました・・・
次は私の写真を3枚見ていただきます・・・

手前の作品は先月屋久島で撮影したものです・・・
結構ゆっくり見ている方がいらっしゃいました・・・
ありがたいことです・・・

写真の次は・・・
世界感の感じられる水槽になります・・・
どれもみんなW900mm×D450mm×H450mmの水槽です・・・

この水槽はアジアのイメージ・・・

ヨーロッパ・・・

この水槽は?・・・

子供たちは入口のお姉さんにクイズの問題をもらいます・・・
その問題の中には魚の特徴などが書かれ、どこの水槽にその魚がいるか?など探しながら見ていきます・・・

そして今回懐かしい作品を復活させてみました・・・

この作品は2005年に東京都美術館にロシアのプーシキン美術館に展示しているフランスの画家アンリマティスが描いた金魚の作品を本物の金魚と花を使いアレンジしたものです・・・

その後この作品が好評でロシア大使館内にも飾りました・・・
テレビ朝日のロビーでもお披露目致しました・・・
実際東京都美術館でご覧になられた方が会場に来ていました・・・
本当に嬉しく思います・・・
そして今回一番力を入れた作品がこちらです・・・

水槽自体のワイドは1500mmのものを2台つなげるように創りました・・・

実際は水槽の外側もディスプレーしているため・・・

実際の幅は4m程度になりました・・・

写真で色合いが変わるのが見られますが・・・

実は水槽の後ろに設置している揺らぎ専用ライトの働きで・・・

この水槽は輝くように揺らめくようになっています・・・

長い水槽を覆うようにせり出している植物は・・・

フジの花をアレンジしています・・・

森で遊ぶ小さな動物たちも随所に見られます・・・

この水槽は会場である「あーすぷらざ」特有の天井の高さと湾曲する白い壁を最大限りようして、アクアリウムセラピーを意識して創りました・・・

中央に設置した椅子に腰掛けてみると・・・

水の流れる音や水の揺らぎ・・・

徐々に変化する心地よい色合い・・・

更に心地よいジャズの音楽・・・

本当に心が癒されます・・・






地元のテレビ局が取材に来てくれました・・・

水槽を見て癒されることなど伝えます・・・

6・7分のオンエアーだそうですが・・・

結局その放送は見ることができませんでした・・・

この椅子に座ってみると一番心地よく見られるので・・・
カメラさんにも座っていただきました・・・

又素敵な女性アナウンサーのお友達が増えました・・・

造花作り上げた作品を指差し、「これは本物だね」 とお年寄りが言いました・・・
造花の花でも見る人が本物に見えるのであればそれで良いと思います・・・

今度は日テレさんの取材が入りました・・・

大抵テレビの取材は苦労話が聞きたいようで・・・

私の過去を暴こうとしますが・・・

私に辛い過去などありません・・・

なぜなら・・・辛い過去は全て現在この地位にいる肥やしとしてしまうからです・・・

だからどんな辛い過去の話をしても涙はでません・・・

いつでも笑い飛ばしてしまいます・・・
【ネクストゾーン】

アクアリウムジャーニー2013はじめの部屋はここまでです・・・
そしてこの2本のクラゲタワー水槽をくぐると又次のゾーンに入ります・・・
まずは幻想的なミズクラゲとカラージュエル(タコクラゲ)をご覧下さい・・・

ミズクラゲの撮影はとても難しいですね・・・

特にピントが合わせにくい・・・

これ以上はカメラとレンズの性能を上げなければムリ?・・・

タコクラゲも神秘的ですね・・・

とても地球の生き物にみえません・・・

クラゲはいつまで見ていても飽きませんね・・・

もう少し粘って撮影してみましょう・・・

もう少し?・・・

案外こんなのがいいかな・・・

こんなところでどうでしょう・・・
クラゲの撮影は根気が必要!・・・
次回は更に鮮明な画像をおみせしたいですね・・・
【アクアリウムフォトコーナー】

次の部屋に続く回廊にはアクアリウムの写真が数多く飾られています・・・
右側にはアクアリウム業界で有名な写真家「森岡 篤」カメラマンが作品を飾ってくれました・・・

彼はアクアリウム雑誌の撮影が多く通常魚が横向きに写すことが多いようです・・・
しかし今回は魚の色々な表情をまるで絵画の様に仕上げてくれました・・・

左手前に見えてきたのが私(東城久幸)のプロデビュー作品です・・・

アクリル加工された写真は艶があり水景を更にみずみずしく演出します・・・

そして今回回廊の中央に深堀隆介氏の作品を展示して頂きました・・・

深堀隆介氏が創る金魚アート作品は世界的にも大変高い評価を受けています・・・

知らない人が見ると金魚をアクリル樹脂に閉じ込めて作っていると誤解するほど彼の作品はリアルです・・・

今回は彼と話をする時間が多く取れたため色々な情報を聞き出すことができました・・・
今年はロンドンやニューヨークで展示会をするようです・・・
彼は根っからのアーティストで、自分の創る作品を一切販売しないとのことです・・・
それじゃ、儲からないじゃない・・・
それとも何か裏技でも?・・・
いずれにしても作れば作るほど財産が増えますね・・・

こちらは「おさかなカメラマンまさき ゆぐち」さんの作品です・・・
彼もこの業界には長く活躍しています・・・
今回私が無理を言って出展して頂きました・・・
森岡篤カメラマンにしても・・・
おさかなカメラマンまさきゆぐちさんにしても・・・
そして東城久幸にしても・・・
共通点は魚の表情を追求すること・・・
お魚図鑑に乗るような普通に横向きの魚は魅力的にみえません・・・
魚の笑顔が撮れたとき・・・
ガッツポーズをついしてしまいますね・・・

いずれ水槽が2〜3程度で写真が300展位あるような展示会ができたらいいですね・・・
私は日本各地でできたら良いと思います・・・
私の作品は販売しますよ・・・
欲しい方がいましたらお問い合わせ下さい・・・
特に展示品は半額程度でお分けしています・・・

一作品一作品をじっくり見てくれた方にはとても長く感じた回廊もようやく次の部屋に入ります・・・
【バラエティーゾーン】
神秘的なクラゲから始まった芸術的な回廊を抜けると・・・

こんなのや・・・

こんなんが・・・
楽しく出むかえてくれます・・・
そして子供たちに1番人気のコーナーは・・・
【タッチプール】

昨年大人気であったため今回昨年より水槽を大きくして子供たちをお出迎え・・・
ちなみに水槽横のシャチの絵が描かれているシートは私のブログ仲間である「Peky]さんが沖縄から送ってくれたものです・・・
ありがとうございました・・・大人気でした・・・

タッチプール水槽の中には・・・
ヤドカリ
ヒトデ
ナマコ
などが入っています・・・
どんな感触なのでしょう?・・・

綺麗にディスプレーもされています・・・
W1500mm×D600mmのバージョンアップ水槽も・・・
開場の瞬間・・・

水槽すら見えなくなりました・・・

あーすぷらざには小学校からの団体も良くきます・・・

みんな水の中に手を入れるのが大好きです・・・

でも入っている生き物はみんな安全ですが・・・

海水なので触った後はちゃんと手をおしぼりで良く拭いてね・・・
アレルギー体質の方は水道で確り流して下さい・・・

TOJOスタッフのお子さんは営業時間外に独り占め・・・

ヒトデの感触はどうだった?・・・

これがバラエティーゾーンです・・・
一番手前にある作品が・・・
てっちゃん先生の作品です・・・

てっちゃん先生ならではの作品は大人気でした・・・
今回のアクアリウムジャーニー2013に心良く協力していただき本当に感謝致します・・・
更にミニステージのボトリウム講座も大盛況でした・・・
その模様は後でお伝え致します・・・

てっちゃん先生のコーナーには色とりどりにアレンジされた素敵なボトリウムも飾って頂きました・・・
てっちゃん先生のとなりは・・・
早坂 誠のディスプレーコーナーです・・・

私は「先生」と人に言われますが彼は私の先生でもあります・・・
彼の作る作品には独特なセンスを感じます・・・

本格的な900mmの水草育成レイアウト水槽も設置して頂きました・・・

とても存在感のある作品でした・・・

こちらは日本メダカ協会さんのご協力で高級改良メダカをアレンジした入れ物でディスプレー致しました・・・
通常小さなメダカの単体に目がいきますがこのようにディスプレーされると楽しく見えますね・・・
ペアで1万円もするメダカがさりげなく展示されました・・・

なぜお洒落な水槽の横にトラがいるの・・・?

子供たちのイメージの世界は我々の想像をはるかに上回ります・・・
そんな子供たちの上を行くことを考え作る側も発想を膨らませます・・・

しかしその水景に妥協はしません・・・

いかがでしょう・・・
ホットする素敵な景色の横には危険が伴う・・・
これも自然の摂理でしょうか・・・

こちらの水槽は干潟に暮らす生き物達が入っています・・・

レイアウトも楽しい作りになっていますね・・・

ミナミトビハゼは泳ぐのが苦手です・・・

ミナミコメツキガニは前に進みます・・・

カニは子供たちに人気があります・・・

水面から目だけを出すしぐさが可愛いですね・・・

楽しそうに見ていただいていますね・・・

子供たちの表情も真剣ですね・・・

やはりフグ系は可愛いと女性に大人気・・・

ラクダハコフグ・・・

ミノカサゴは綺麗に見えるヒレの先端に猛毒をもっています・・・
それでも可愛い♪と大人気・・・

ハリセンボンも可愛いですね・・・

結構恥ずかしがり屋で水槽の下の方に隠れていました・・・

主人公がかくれてしまう魚のクイズは時々難しくなりますね・・・

おしい・・・
右下のきみ!・・・もう少し手前に来て!・・・

カラフルな海水魚の入る水槽は人気が高いですね・・・

タテジマキンチャクダイも泳いでいます・・・

魚たちも可愛いですが・・・

やはりこの表情が一番ですね・・・